ZEROBASEONE(ゼロベースワン、略称:ZB1、韓:제로베이스원)は、2023年に結成された9人組の韓国多国籍ボーイズグループです。
このグループは、Mnetで放送されたサバイバル番組 BOYS PLANET を通じて選ばれたメンバーで構成されており、韓国国籍6人、中国国籍2人、カナダ国籍1人という国際色豊かな布陣です。
グループ名「ZEROBASEONE」は、「ゼロから始まり、ワンになる(0 → 1)」という意味を含んでおり、デビュー後の成長と道のりをメンバーとファンが共に歩んでいくという思いを表しています。
契約期間は2年半(2023年デビューから2025年末〜2026年初頭まで)とされており、プロジェクト型グループとしての限定的な活動が前提となっています。
活動の軌跡と記録
デビューと初期成功
- デビュー日:2023年7月10日
ミニアルバム『YOUTH IN THE SHADE』で正式にデビュー。 - このデビュー作は、事前予約数・週間売上ともに驚異的な記録を打ち立て、韓国K-POP界における「新人ミリオン・ダブルミリオン突破」の快挙を成し遂げました。具体的には、リリース前の予約段階で78万枚を越え、13日で108万枚を突破、初日売上124万枚、初週売上182万枚以上を記録。結果として “デビュー作で2ミリオン突破” を達成しました。
- 初期から音楽番組での1位獲得も果たしており、勢いあるスタートを切りました。
その後、2作目ミニアルバム 『MELTING POINT』 でも、初週売上200万枚以上を超えるなど支持を拡大。
2024年には日本デビューも果たし、シングル「YURA YURA(ゆらゆら – 運命の花-)」をリリース。これはオリコンチャートで1位を獲得するなど、国内でもインパクトを残しました。
ディスコグラフィーとしては、EP(ミニアルバム)5枚、シングル9曲、スタジオアルバム1枚などをリリースし、合算で700万枚以上のアルバム売上を記録しています。
2025年9月には、彼ら初のフルアルバム『Never Say Never』 をリリースし、ビルボード200でも過去最高順位を記録するなど国際的な注目も集めています。
メンバーと特徴
(※以下は主なメンバーと、その魅力や特性をピックアップした紹介です)
- Sung Han Bin(성한빈):リーダー、ビジュアル・メインダンサー・ボーカルも兼任。BOYS PLANETでは2位に輝き、グループの中心的存在。
- Zhang Hao(章昊/장하오):BOYS PLANET最終順位1位。中国出身で、グループの中心ポジションを担う。音楽的素養が深いとの評価もあります。
- Kim Ji Woong(김지웅):最年長メンバー。過去に俳優活動の経験もあり、幅広く表現力を持つ存在。
- Seok Matthew(석매튜):カナダ出身。英語にも堪能で、国際的な活動にも適性。
- Kim Tae Rae(김태래)、Ricky(リッキー/沈泉锐)、Kim Gyu Vin(김규빈)、Park Gun Wook(박건욱)、Han Yu Jin(한유진):それぞれラップ・ボーカル・ダンスの強みを持ち、グループ内で多様な音楽的カラーを出しています。
たとえば、Rickyはそのビジュアルとスタイリング、メイクセンスで話題になることも多く、ファンの間で“美意識を象徴するメンバー”とも言われています。
また、Yujinは比較的若い年齢から活動しており、フレッシュさをグループにもたらす存在として注目されています。
彼らは個性がバラバラであっても「チームとしての調和」を強く意識しており、BOYS PLANET時代からも互いを気遣う姿勢がファンの印象に残っています。
音楽性・スタイルと魅力
ZEROBASEONEは、ダンス・ポップ、R&B、シンセポップなど幅広いジャンルを取り入れつつ、若さとエネルギーを感じさせる楽曲が多いのが特徴です。
たとえば、デビュー曲「In Bloom」はドラムンベース+シンセポップの要素が融合された楽曲で、イントロに“Take On Me”(a-ha)のリフをサンプルするなど構成の凝り方も話題になりました。
アルバムを重ねるごとに、より成熟したテーマや感情の表現へとシフトしつつも、若さや葛藤、変化といったテーマを忘れずに取り込んでおり、ファンからは「成長が目に見えるグループ」として支持されています。
また、録音・振付・演出などでクリエイティブな要素を重視するスタンスも見られ、表面上の華やかさだけでなく “中身” を磨こうとする姿勢が魅力の一つです。
ファンダムとファン活動
ZEROBASEONEの公式ファンダム名は ZEROSE(제로즈/ZE_ROSE) で、メンバーとファンがともに “ROSE(バラ)” として咲き続けたいという願いが込められています。
ファンコミュニティは非常に熱量が高く、SNSやストリーミングでの支援活動、チャート応援、誕生日プロジェクトなど多岐にわたる応援が行われています。グローバル展開も想定されており、日本では「ZEROSE JAPAN」などファンクラブ支部も設置。
また、メンバー自身もファンとの交流を大切にしており、ファンミーティングやライブ、SNSライブ配信などで親近感を持たせる機会を多く設けています。
将来性・課題と展望
強み
- 強力なデビュー実績:最初から高い販売数・チャートインを実現しており、デビュー勢としては異例の成功を収めました。
- 多国籍構成:異なるバックグラウンドを持つメンバーがいるため、国際展開や多言語アプローチに柔軟性があります。
- 個性とチームワークのバランス:各メンバーの個性を尊重しつつ、グループとしての統一感を意識している点が好印象。
- ファンとの絆:応援文化や支援活動が活発で、ファン基盤がしっかりしている。
課題・リスク
- 活動期間の限定性:2年半という契約があらかじめ決まっており、長期的な継続性をどう確保するかが課題。
- 競争の激化:第5/第6世代K-POPグループが乱立する中で、持続的に注目を集めるには常に新鮮さ・成長性を見せ続ける必要がある。
- メンバーの将来的進路:解散後や契約終了後のメンバー個人のキャリア設計次第で、グループとしての伝説性をどう残すかが問われる。
今後の展望
現在(2025年時点)でも、彼らはフルアルバムリリースや海外展開、コラボレーション企画など、積極的な活動を展開しています。
さらに、メンバーの中から俳優業やソロ活動へと幅を広げていく可能性も指摘されており、ZB1としての活動と各自の個性の融合が今後の鍵となるでしょう。





